昭和30年代まで、滋賀県内の桜の名所の一つが、この宇曽川堤の桜だったそうです。明治時代に植えられた桜が、亀山あたりから湖岸まで、トンネルのように続いていました。しかし、この宇曽川は曲がりくねっている上に、河口付近まで幅が狭く、たびたび氾濫しました。そのため、堤防の改修が行われ、残念ながら往時の桜の木はすべて切られてしまいました。その後、途中の何カ所かに桜の木(ほとんどソメイヨシノ)が植えられ、けっこう美しく咲いています。往時の桜の種類は、はっきりわかりませんが、ソメイヨシノではなく、ピンクの色が濃かったように思います。また、サクランボができていたようで、それを食べたという話を聞きます。ソメイヨシノのサクランボは食べるほどのものはできないように思います。
これはどこでしょう?
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