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2014年4月14日月曜日

宇曽川堤の桜






宇曽川堤の桜は、かつて両側にトンネルを作るように植えられていました。県内有数の桜の名所として知られていました。ソメイヨシノではなく、サクランボがなる種類の木だったようです。私は実を食べた記憶はありませんが、父親がそんな話をしていました。4月15日ごろが満開ですから、ソメイヨシノより遅咲きの桜だったには違いありません。花の色ももっとピンク色が濃かったように記憶しています。大太鼓を神社(唐崎神社)に奉納する祭りですが、左右の満開の桜をこすりながら、太鼓が進んでいった記憶は鮮明に覚えています。他のどこにもない風景でした。ただ川幅が狭かったため、たびたび氾濫したため、たぶん、昭和30年代ごろから改修工事が行われました。両方の堤を広げる大工事でした。そのため、桜の木はすべて伐採され、桜を植えると堤防が弱くなるという理由で、桜並木は再現されませんでした。しかし、その後、一部に桜の木が植樹され、かつてのような道の両側というわけにはいきませんが、大きく成長し、美しい桜を見ることができるようになりました。

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