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2015年12月27日日曜日

タイ撮影ツアー旅日記 2日目 12月6日

12月6日日曜日 晴れ 午前5時に起床し、5時半ロビーに集合して、全員で、昨夜と同じ水上マーケットの撮影に出かけた。まだ、あたりは暗く、昨夜賑わっていた店がほとんどすべて扉を閉ざしている。その中で、ところどころに人々が出て、托鉢の僧を待っているのだ。ガイドのウィサヌ氏によれば、托鉢は日曜日の朝にのみ行われる。  托鉢の僧に、物品を渡すには作法がある。基本的には、しゃがんで待つ。椅子があれば座っていてもよい。裸足が望ましいようであるが、観光客の中にはそうしない人もいるので、それほど厳しいルールでもないようす。僧の持つ器に品物を入れる。女性は絶対に僧の体に触れてはならない。これは絶対のルールである。  さて、最初は少なかった托鉢の僧が、時間が経つにつれて増えてきた。遠目に撮るのか、近寄って撮るのか、何しろ初めてのことだし、初めての場所なので、うろうろするばかりである。暗いので、早いシャッターが切れず、ブレブレの写真ばかりであり。感度をあげれば、画質が悪くなるし、こういう時間帯の、動きのある写真は難しいことを思い知らされた。今朝は、慣れているCANON7DmkIIを選んだが、やっぱり難しいには変わりない。まだ涼しい時間帯なのに、汗だくになりながら、懸命に撮影した。
車でしばらく走り、MUANG SINGという寺院の遺跡に着いた。  壁と土台を残すだけの遺跡であるが、仏像(新しいと思われる)があり、お供えもされているので、それなりに人々の祈りの場所でもあるようだ。正面は、南向きだった。それほど規模は大きくないが、結構な人出があり、人を外した写真は無理であった。それで、逆に人をとることにした。そこで聞いてはいたが、実感したのは、タイの人たちはカメラを向けても、決して嫌がらないということだ。はにかむことはあっても、許可を求めれば、快く撮らせてくれた。家族写真を撮っているところを横から撮らせてももらった。
ホテルの前の道路を右に行き、すぐさらに右に回ると、下り坂が続く。200メートルほど下ると、そこがMon Bridgeの橋のたもと。いくつかの店舗があり、露天の店が出ていてにぎやかである。三連休の中日なので、観光客がひっきりなしに橋を渡っていた。橋の向こうまで歩いて行くと、向こう側にはこちら側とは比べものにならないくらい多くの店が連なっていた。果物、織物、化粧品、雑貨、帽子、服、食堂など、様々である。モン橋850mは、橋脚もすべて木である。2013年にあった洪水で一部の橋が流されてしまったのを再度作り直したそうである。下にある竹製の桟橋は、橋が通行できないときに作られた仮設の橋だった。今は、橋を下から眺めるのにちょうどよい。川の半分まで着きだしているので、そこに観光用の舟が係留されている。

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