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2008年10月12日日曜日

2nd day




10月10日(金)
朝7時に起床。ホテル(Sheraton Centre Toront)のレストランBistro on Twoで、バッフェスタイルの朝食。さすがに、すべて欧風。中華も和もなし。食欲はあるが、通じがまだないので、少し押さえた。バナナが普通においてあったのが、かえって新鮮。何しろここ2週間ほど日本ではバナナがダイエットブームのため不足気味。


8時30分には出発。メンバーの一人が電話を紛失したようで、出発がやや遅れる。おかげで、通りの写真を何枚か撮ることができた。ハプニングもまたよし。

車で走ること約5分ほどで、第一の目的地マッセイホールに到着。伝説の「聖地」。百年以上も前の劇場が今でも現役で活躍しているのは驚き。日本だったらとっくにこわされているか、記念物になっているだろう。今日もコンサートがあるとかで、楽器の搬入が行われており、見学は外からのみ。わざわざトロントにきた割にはあっさりとした見学であった。やはり今日のメインイベントは、ナイアガラ瀑布見学か。

高速道路をひた走ること約2時間半。それは衝撃の出来事。巨大な滝ということである程度のイメージはあったが、あと20分ほどで到着と案内しつつ、前方の煙はナイアガラの滝から舞い上がるしぶきだろうと、アナウンス。まさか嘘だろうと思ったが、近づくと、まさにその通りであった。我々の頭上はるか上空までその煙上のしろいしぶきは舞い上がっていた。

とりあえずは、テーブルロックから見下ろして見学、ということでなめていた。しばらく写真を撮っていると雨。雨ではない、しぶきが降っているのである。思わずカメラを上着の下に隠した。頭も上着もズボンもぐっしょり濡れた。これはいけない。ガイドの言うとおり、傘があれば傘を持っていった方がよいくらいだ。

昼食後、いよいよ船での見学。大勢の見学者。多くのひとが階上デッキ。かなり混雑していたので、あきらめて1階で見学することにした。あんなに大勢階上デッキにいると、かなり重心が高いのではないか。50年前、J伯父伯母夫婦がここに来たのかと思うと感慨ひとしお。ステレオビューのおもちゃをもらったことを思い出す。あれはどこに行っただろう。帰ったら探してみよう。思えばあれが、我が海外旅行へのあこがれの原点だった。

ガイドによれば、本日のような天気は珍しいとのこと。Indian Summer と呼ばれ、この後ぐっと冷え込み、紅葉が進む。今はまだ紅葉には少し早い。同時期にバーモントへ行ったときはすっかり紅葉が進んでいた。トロント周辺は海岸に近いので、バーモントよりも北方に位置する割には温暖なのだろう。

バンクーバーのある西海岸は針葉樹が多いが、東海岸はほとんどが広葉樹(照葉樹)なのでさぞかし美しい光景だろうと想像。

ナイヤガラでの記念撮影に手間取ったせいか、バッファローのダウンタウンでの自由時間はわずか45分。トイレでもたついているうちにのこり30分となり、撮影する間があまりなく、残念。

トロントへの帰路につく。午後5時過ぎ。すでに郊外へ向かう渋滞が始まっていた。冬季の霧や雪による視界不良に備え、すべての車両はエンジン始動と連動して、ヘッドライトが点灯するように義務づけられている(自動的に点灯)省エネに反する法律ではないか。
夕食は、夜景のきれいな湖畔沿いの中華料理店。I氏のおごりでビールをいただく。

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