3泊4日とはいえ、4日目は帰国のための移動日なので、3日目がほぼ最終日。
この旅の主目的は、写真撮影。好きなところへいって思う存分写真を撮ることができれば最高。当初の計画では、欲張って午前中に4箇所(赤峰街、龍山寺、迪化街、台北101)を回る計画を立てていた。しかし、時間的に無理があるので、龍山寺と台北101に的を絞った。結果的には正解。
なんやかんやでホテルを出たのは9時。まずは、MRT雙連駅へ。私は昨年購入した悠遊カード(Easy Card)があり、妻は昨年旅行社からもらった「一日票(One-Day Pass)」があるので、友人夫妻には同じく一日票を購入してもらう。ここは有人駅なので、窓口で購入。
台北のMRTはコンパクトでとてもわかりやすい。5つの路線があり、それぞれに色が割り当てられていので、乗り換えのとき乗りたい線の色の表示を探せばよい。
注意しなければならないのがプラットホーム、車内はすべて飲食禁止ということだ。
昨日につづき再び龍山寺で1時間ほど撮影。奥方たちには華西街でもぶらついてくるようにいったが、あとでわかったことだが、あのあたりの開店時間は午後も遅い時間から。悪いことをした。
龍山寺
台北101には、龍山寺駅から台北駅へ行き、淡水線に乗り換え、台北101/世賀駅で降りれば、目の前。ところが、乗っていた電車は、なぜか大安駅で運転が打ち切られた。よくあることなのか、乗客は整然とホームに降りて、次の電車を待っていた。
台北101の真下でしばし記念撮影。ここで役に立ったのが、スマホのパノラマ写真モード。人物の背景に台北101を入れてとるにはこのモード。
まずは、腹ごしらえ。地下一階のフードコートが充実していた。お昼前だったので、席が確保できた。台湾料理の店で、それぞれ好みの定食をゲットした。友人夫婦は、マンゴーアイスも注文した。味見をしたが、やっぱり旬の時が美味しかったように思う。気温も関係あるかもしれない。
展望台へ行くには、モールの5階にあるチケット売り場で入場券を購入し、展望台までの直行エレベータに乗らなければならない。10年ぶりなので迷って、エレベータに乗るための女性に尋ねると、親切にも列を離れ、チケット売り場まで案内してくれた。よく見ると、妊婦さんだった。本当に感謝。
それにしてもこの施設。案内表示がよく分からない。地階のフードコートでも、トイレが見当たらず、実際は地階にもあったのに、1階まであがった。実際、私のあとから来た人達も、チケット売り場が分からず迷っていた。
展望台そのものは変わりないように思えたが、帰り道、階段を降りていくと珊瑚を加工した宝飾品の店が下りエレベータの入り口まで続いていた。これは前はなかったと思う。ほとんどの人はただ通り抜けるだけで、店員の数だけが目立った。
台北101
台北101/世賀駅は、淡水線なので乗り換え無しで行くことができる。幸い時間が早いせいで空いていてゆっくり腰掛けることができた。そういえば、台北101に来る電車で、結構込んでいたのだが、われわれ4人が立っていると、次々と席を譲ってくれた。こちらの人は席を譲ることにためらいが全くない。帰国して職場でその話を若い人にしたら、日本では譲りたいけど、なんか断られたりしそうで、知らんぷりをすることがあるようなことを口々に言っていた。譲らない若者を非難するより、素直に譲られない老人側に、素直になるように習慣づけることが必要なのかも知れない。
55分ほどの乗車で淡水に到着。ホームが少し高いところにあるので、淡水川とその対岸が見え、夕陽が美しい。今回は、昨年ひとり旅のときに果たせなかった、漁人碼頭の情人橋に沈む夕陽を撮影することが大きな目的である。船着き場から漁人碼頭までは渡し船。片道60元、往復120元。ちょうど前の船が出るところであった。2人ぐらいなら乗れたようだが、残念ながら4人なので、見送り。次の船を待つこと10分。船上からの撮影は無理と思い、中に席を取った。案の定、風が強く船はゆれ、甲板にいれば立っているのがやっとだっただろう。河口から外海に少し出るのだが、大きな波を受けた。そのまま15分も乗っていたらすっかり酔っていたことだろう。幸いすぐに防波堤の中に入り、接岸した。
ネットで見た橋と夕陽が写る撮影ポイントはどこだろうと見渡すと、どうやら橋を渡ったところのようだ。夕陽と競争で、急いで橋を渡り反対側に出た。想像していたのとは違い、観光客は橋の上にはたくさんいたが、渡ったところにはほとんど人がおらず、いたのは漁師。ワタリガニの漁から帰ってきたようで、トラックにカニの入ったかごを積んでいた。その脇をおそるおそるすり抜け、埠頭の先に出た。橋と夕陽が見えるが、漁船が入ってしまう。ネットで見た写真とは少し違うがもう移動は不可能なので、そこで撮影した。適度に雲が出ており、美しい夕景だった。少しずつ画角や設定を変えながら、日没の午後5時過ぎまで何十枚も撮影した。帰りの渡し船は午後6時が最終便なので、早い目に船着き場に戻った。橋を渡ったところで振り返ると、東の空にはなんと満月がちょうどよい高さにあがっていた。まさにぴったりの日に偶然来たのであった。
淡水・漁人碼頭 夕景
夕食は、淡水で食べることにした。いくつか候補はあったが、意見が一致しないので、昨年たまたまはいった「黒殿飯店」という食堂に入ることにした。一応日本語のメニューがあり、それぞれ注文した。よくばってスープを注文したら、ひとりでは多すぎると、店員からのアドバイス。良心的な店だ。
今度また淡水にきたら、ここで食べることにしよう。
さて、かねてより課題に挙げていたタピオカミルクティーがまだだった。台北市内へ戻ろうとMRTの駅まできたところ、改札の反対側の建物の一角にそれらしき店が目に入ってきた。近寄るとまさしくその店。チェーン店のようだ。値段はと見ると50元。ここで飲まない手はないということで注文すると、氷の料や甘さの加減も選択できる。氷は少なく、微糖で注文。大きな容器にたっぷりのお茶とタピオカ、太いストロー。ようやく課題をもう一つ達成することができた。電車には持ち込めないので、みんなで飲むが、とても飲みきれる量ではないことに気がついた。半分ぐらい飲んだところでギブアップ。タピオカが入るともはや飲み物ではなく、食べ物。私以外の3人は、もったいないと言いつつ、ゴミ箱へ。私はというと、持っていたバンドエイドでストローの穴を塞ぎ、レジ袋に包んで持ち帰ることにした。
タピオカミルクティー
私はプリペードのEasy Cardなので、残額が心配だったが、とにかく改札へ。他の3人は一日券なので乗り放題。この日一日は、MRTに惜しみなく乗れるというとてもお得なカードである。1枚150元なので、たぶんそれ以上に乗ったことになるはずだ。私のEasy Cardも、残額が心配とはいえ、実は足らなくても改札を抜けることができるそうだ。昨年の旅行のときに余分にチャージしてあったので、今回はそのままで使っていた。淡水駅から雙連駅までは45元。2割引なので、36元。降りてみるとまだ20元残っていた。マイナスになることを期待していたのにちょっと残念。まあ、借金したまま帰国するというのもよくないか。
この日は、友人夫妻も足つぼマッサージを初体験。ちょっと無理矢理だったかもしれない。しかし、この痛気持ちよい体験をしない人生もさびしいと思う。
台北のMRTはコンパクトでとてもわかりやすい。5つの路線があり、それぞれに色が割り当てられていので、乗り換えのとき乗りたい線の色の表示を探せばよい。
注意しなければならないのがプラットホーム、車内はすべて飲食禁止ということだ。
昨日につづき再び龍山寺で1時間ほど撮影。奥方たちには華西街でもぶらついてくるようにいったが、あとでわかったことだが、あのあたりの開店時間は午後も遅い時間から。悪いことをした。
龍山寺
台北101には、龍山寺駅から台北駅へ行き、淡水線に乗り換え、台北101/世賀駅で降りれば、目の前。ところが、乗っていた電車は、なぜか大安駅で運転が打ち切られた。よくあることなのか、乗客は整然とホームに降りて、次の電車を待っていた。
台北101の真下でしばし記念撮影。ここで役に立ったのが、スマホのパノラマ写真モード。人物の背景に台北101を入れてとるにはこのモード。
まずは、腹ごしらえ。地下一階のフードコートが充実していた。お昼前だったので、席が確保できた。台湾料理の店で、それぞれ好みの定食をゲットした。友人夫婦は、マンゴーアイスも注文した。味見をしたが、やっぱり旬の時が美味しかったように思う。気温も関係あるかもしれない。
それにしてもこの施設。案内表示がよく分からない。地階のフードコートでも、トイレが見当たらず、実際は地階にもあったのに、1階まであがった。実際、私のあとから来た人達も、チケット売り場が分からず迷っていた。
展望台そのものは変わりないように思えたが、帰り道、階段を降りていくと珊瑚を加工した宝飾品の店が下りエレベータの入り口まで続いていた。これは前はなかったと思う。ほとんどの人はただ通り抜けるだけで、店員の数だけが目立った。
台北101
台北101/世賀駅は、淡水線なので乗り換え無しで行くことができる。幸い時間が早いせいで空いていてゆっくり腰掛けることができた。そういえば、台北101に来る電車で、結構込んでいたのだが、われわれ4人が立っていると、次々と席を譲ってくれた。こちらの人は席を譲ることにためらいが全くない。帰国して職場でその話を若い人にしたら、日本では譲りたいけど、なんか断られたりしそうで、知らんぷりをすることがあるようなことを口々に言っていた。譲らない若者を非難するより、素直に譲られない老人側に、素直になるように習慣づけることが必要なのかも知れない。
55分ほどの乗車で淡水に到着。ホームが少し高いところにあるので、淡水川とその対岸が見え、夕陽が美しい。今回は、昨年ひとり旅のときに果たせなかった、漁人碼頭の情人橋に沈む夕陽を撮影することが大きな目的である。船着き場から漁人碼頭までは渡し船。片道60元、往復120元。ちょうど前の船が出るところであった。2人ぐらいなら乗れたようだが、残念ながら4人なので、見送り。次の船を待つこと10分。船上からの撮影は無理と思い、中に席を取った。案の定、風が強く船はゆれ、甲板にいれば立っているのがやっとだっただろう。河口から外海に少し出るのだが、大きな波を受けた。そのまま15分も乗っていたらすっかり酔っていたことだろう。幸いすぐに防波堤の中に入り、接岸した。
ネットで見た橋と夕陽が写る撮影ポイントはどこだろうと見渡すと、どうやら橋を渡ったところのようだ。夕陽と競争で、急いで橋を渡り反対側に出た。想像していたのとは違い、観光客は橋の上にはたくさんいたが、渡ったところにはほとんど人がおらず、いたのは漁師。ワタリガニの漁から帰ってきたようで、トラックにカニの入ったかごを積んでいた。その脇をおそるおそるすり抜け、埠頭の先に出た。橋と夕陽が見えるが、漁船が入ってしまう。ネットで見た写真とは少し違うがもう移動は不可能なので、そこで撮影した。適度に雲が出ており、美しい夕景だった。少しずつ画角や設定を変えながら、日没の午後5時過ぎまで何十枚も撮影した。帰りの渡し船は午後6時が最終便なので、早い目に船着き場に戻った。橋を渡ったところで振り返ると、東の空にはなんと満月がちょうどよい高さにあがっていた。まさにぴったりの日に偶然来たのであった。
淡水・漁人碼頭 夕景
夕食は、淡水で食べることにした。いくつか候補はあったが、意見が一致しないので、昨年たまたまはいった「黒殿飯店」という食堂に入ることにした。一応日本語のメニューがあり、それぞれ注文した。よくばってスープを注文したら、ひとりでは多すぎると、店員からのアドバイス。良心的な店だ。
今度また淡水にきたら、ここで食べることにしよう。
淡水の町、クリスマスイルミネーション
さて、かねてより課題に挙げていたタピオカミルクティーがまだだった。台北市内へ戻ろうとMRTの駅まできたところ、改札の反対側の建物の一角にそれらしき店が目に入ってきた。近寄るとまさしくその店。チェーン店のようだ。値段はと見ると50元。ここで飲まない手はないということで注文すると、氷の料や甘さの加減も選択できる。氷は少なく、微糖で注文。大きな容器にたっぷりのお茶とタピオカ、太いストロー。ようやく課題をもう一つ達成することができた。電車には持ち込めないので、みんなで飲むが、とても飲みきれる量ではないことに気がついた。半分ぐらい飲んだところでギブアップ。タピオカが入るともはや飲み物ではなく、食べ物。私以外の3人は、もったいないと言いつつ、ゴミ箱へ。私はというと、持っていたバンドエイドでストローの穴を塞ぎ、レジ袋に包んで持ち帰ることにした。
タピオカミルクティー
この日は、友人夫妻も足つぼマッサージを初体験。ちょっと無理矢理だったかもしれない。しかし、この痛気持ちよい体験をしない人生もさびしいと思う。
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