最終日、帰国便は13:35発ということで、ピックアップは11時ぐらいかと思っていたら、到着時に知らされたホテル出発時刻は、午前10時だった。若いときなら、早起きをしてホテル付近を探検したものだが、さすがにもうその勢いはなく、朝食をゆっくりいただき、出発までの時間を過ごした。
ホテルは、幻となった昨年の旅行でも泊まる予定であった、アンバサダーホテル台北(国賓大飯店)であった。 開業年は、1964年(改装年2010年)ということで、相当歴史のあるホテル。客室総数416。エレベータは新しくなっているので、スムーズに運行していた。
ホテルのホームページより |
ホテル1階のロビー(パノラマ撮影) |
朝食のレストランは、大きなホテルの割にはコンパクトにできていて良かった。料理の品数もほどよく、味もよかった。ベッドの枕が二つあったが、同じものではなく、柔らかいのと堅いのと二種類あったのは、よかった。私は柔らかい方を使った。
突っ込み所はあった。洗浄機付きトイレなのだが、コントローラの位置が問題。便座に座るとその背面の壁に取り付けられていた。身体をひねらないとスイッチに手が届かない。次第に慣れたが、腰痛が悪化するのではないかと恐怖を感じた。
(写真上:壁の電話の左がコントローラ) |
バスタオルがかなり大判でとても質量があった。ペラペラのものもどうかと思うが、これほど分厚いタオルもまた扱いにくいものだ。過ぎたるは及ばざるごとしの一例か。
ティッシュペーパーがバスルームにしかないのは、ちょっと不便か。コンセントが部屋には1箇所しかないのが不便か。それを見越して今回は、タブルコンセントとダブルUSB差し込み口付きのツールを持っていったのが功を奏した。
昨年のひとり旅は、気ままで良かったが、話し相手もなく、その意味では張り合いのない4日間だった。今回は話し相手には困らないが、気のあったもの通しとは言え、それなりに気を遣わないいけない。難しいところだ。ケータイで連絡を取り合うことをもう少し練習しておけば、単独行動の機会をもっと作ることができたのではないかと、反省。もっとも、そういう反省を生かせる機会はあとどれぐらいあるものなのだろう。
長期予報を裏切るような好天気に恵まれたことは天に感謝だ。旅行直前に購入した超軽量の折り畳み傘は新品のままだった。それに、旅行保険も無駄になったことは喜ばしいことだ。
最初に両替した2人で3万円=約8100元は使い切った。ちょうどよい金額であった。クレジットカードは全く使わないで済んだ。
総じて、充実の旅であった。次行くとしたら、高雄や台南にも旅してみたいものである。
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