朝9時半にロビーで、Hさんとお母さんと待ち合わせた。お母さんとの再開も久しぶりである。
この日は運転手付きのワゴン車でアユタヤ観光であった。最初に行ったのが、三基のパゴダの寺院、ワット・プラシーサンペット。ほぼ同時に高校生の一団が入ってきてとても賑やかだった。
1491年に建立されたアユタヤ王朝の王室守護寺院。山田長政も訪れたのだろうか。
二つ目に行ったのは、ワット・プラ・ラーム。これはさらに古く、1369年に、初代王の火葬跡にたてられたそうだ。崩れてはいるが、往時が偲ばれる。
アユタヤの寺院遺跡を見るのは、たぶん三回目。暑くなければいろいろ楽しめそうだが、広い遺跡を歩き回るのは、暑さとの戦いだ。ただ、この時期は乾季なので、日陰に入れば幾分体感温度は違う。ゆっくり歩けばそれほど汗だくにはならない。
首のない仏像は、絵にならない。キラキラの装飾がないのは救いだが、思い切った構図はなかなか見つからなかった。遺跡のまわりには花の咲く低い木がない。池もない。アンコールワットの遺跡はやはりすごかった。
昼食はアユタヤ市内の川沿いのしゃれたレストラン。チャーハンのようなご飯を中心に、焼きそば、スープ、川エビの焼き物などをいただいた。
このあと、バンコクへもどり、ロットファイマーケットを案内するという予定であった。しかし、大変疲れたので、自分たちで行くからということで、ホテルへ送っていただき、Hさんとお母さんとはそこでお別れをした。
このあと、体に変調を来した。37.7℃ぐらいの熱が出て、下痢をした。妻も熱こそ出なかったが、同じく腹を下した。最後の夜はこうして更けていった。もちろん食事どころではなく、ロットファイマーケット行きも中止になった。果たして明朝無事に帰路につけるかどうか、不安のなか一夜を明かした。妻は思いきって病院にかかろうかと思っていたようだ。
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