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2021年11月16日火曜日

ちょっと早い、紅葉@教林坊&西明寺

★教林坊★  〈由来〉教林坊は、推古十三年(605年)に聖徳太子によって創建されました。寺名の『教林』とは太子が林の中で教えを説かれたことに由来し、境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩と、ご本尊を祀る霊窟が残され、別名『石の寺』と呼ばれています。ご詠歌には「九十九折れ たずねいるらん 石の寺 ふたたび詣らな 法の仏に」と詠われ、困難な願い事も再度(ふたたび)詣でれば叶うと信仰を集めてきました。  ご本尊は太子自作の石仏で、子宝を授かった村娘の難産を助けたという安産守護の言い伝えがあります。その時、傍らの小川が安産の血で赤く染まったことから「赤川観音」と呼ばれ、再度詣りによる心願成就のほか、良縁成就・子授け・安産の観音さまとしても信仰されています。
★西明寺★ 【略縁起】 龍應山西明寺(天台宗)は平安時代の承和元(834)年に三修上人が、仁明天皇の勅願により開創された寺院である。  平安、鎌倉、室町の各時代を通じては祈願道場、修行道場として栄えていて山内には十七の諸堂、三百の僧坊があったといわれている。  源頼朝が来寺して戦勝祈願をされたと伝えられている。  戦国時代に織田信長は比叡山を焼き打ちしたが、その直後に当寺も焼き打ちをした。幸いに国宝第一号指定の本堂、三重塔、二天門が火難を免れ、現存しているのである。  この兵火の後は荒廃していたが江戸時代に入り、天海によって12石が供物代として与えられ、公海や望月友閑により再興された。さらに将軍徳川家光によって30石が朱印地として認められるなどの庇護を受けて徐々に復興し、近代に至っている。

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