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2008年12月6日土曜日

アンコール遺跡の撮影旅行 3日目

12月6日
【日程概要】
4:30 起床
5:20 ホテルを出発
5:30~6:45 アンコールワットで再び日の出撮影
7:00 ホテルで朝食
9:30~10:50 トンレサップ湖 水上生活の人々 船上より撮影
10:50~11:50 カンボジア料理の昼食
12:15~14:00    タ・プロム寺院 撮影
バス移動
14:40~15:40 バンテアイ・スレー寺 撮影
16:00~16:30 農村撮影
16:50~17:40 プラエ・ループ寺院 夕景撮影

アンコールワット日の出撮影2回目
 昨日は、寝不足がたたって疲労の局地に達していたので、今朝は起きられるかどうか不安だたが、冷房をかけっぱなしにしたら、よく眠れて、回復した。一人を除いて、他のメンバーも参加。みなさん元気なので驚きだ。
 残念ながら、今日も日の出のコンディションはあまり良くなかった。





 さて、ガイドのBun Thoeun(ブン・トウーン)さんの話。彼は30歳、10歳年下の奥さんがいる。奥さんはまだ学生。給料は6万円。敬語の使い方がややおかしいが、ユーモアもあり、好感のもてるガイド。
辺りはバイクの洪水。大体125ccが主流。タイ・ホンダ製が人気で、15万円~20万円。中国製やベトナム製は5万円~10万円ぐらいで買えるが、壊れやすいので誰も買いたがらないそうだ。普通の労働者の給料は1万円~2万円ぐらいなので、これは相当高価な買い物になる。



トンレサップ湖
トンレサップ湖は、広い。東南アジア一の湖。乾期は琵琶湖の4倍、約3000平方キロメートル、雨期には10倍の広さ、約9000平方キロメートルになる。水深は、13~15mで、雨期にはさらに2m深くなる。水上生活を送る住民は60万人で、そのうち約半数が、ベトナムからの難民だそうだ。湖には約300種類の淡水魚がおり、水上生活者の生活の糧は漁業。しかし、乱獲と汚染で魚の数や種類は減少傾向だそうだ。電気や爆薬で魚をとることもあるそうだ。クルーズは、約1時間半で水上家屋や小学校、商店の浮かぶ水路を通り、湖の中へ行き、途中で養魚場のある土産物店で休憩し、戻ってくる。15ドル。





タ・プロム寺院
 昼食後、タ・プロム寺院での撮影。ガジュマロの成長がすごい。至る所に根を張っている。まるで、遺跡を食べているようだ。樹齢は350年~400年だという。そういえば、人類が滅亡したら、現代の都市もあっというまに草原に戻ってしまうというシュミレーションをテレビで最近見た。石造りのアンコールだからまだ現状で留まっているが、現代の建物はもっともろいそうだ。まず樹脂が劣化し、ガラスが割れ、コンクリートが劣化し崩壊。一部が崩れればバランスを崩し次々と崩壊していくのだそうだ。100年たたずに、草原か森に変化してしまうだろう。







 タ・プロム寺院は、崩壊箇所が多く、痛みが激しい。しかし、その影に一つ美人(デバター像)をみつけた。

バンテアイ・スレイ寺院
 その後、バスで移動し、次はバンテアイ・スレイ寺院。ここの彫刻は精緻である。まるで、象牙の透かし彫りのようにキメが細かい。10世紀の建立。
 


 「農村撮影」は、道路沿いの契約してある土産物店を経営する農家だった。子どもたちも撮影に応じてくれた。本当のところは、辺りを散策し、自由に撮影したかったが、そういう雰囲気ではなかった。

夕景撮影
 夕景撮影は、プラエ・ループ寺院。夕日そのものは拝めず。

 とても疲れた。

 夕食は、タイ料理店。割とあっさりした、タイスキだった。最後のおじやも美味しくいただけた。ここでハプニング。夫婦で参加のSさんが、めでたくバースディということで、主催の旅行社からケーキがプレゼントされた。一同でHAPPY BIRTHDAYの歌を歌い、お祝いをした。ケーキのお裾分け。なかなか美味しいケーキだった。

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